制御・組込ソフトウェア開発事業
DynaxTは、高度な技術力と豊富な経験を活かし、
お客様の要求に合わせた最適な制御・組込ソフトウェアの開発に取り組んでいます。
リアルタイム性や安全性を確保する先端のシステムから、
デバイス向けのOS/ミドルウェアまで、
企業の課題に合わせたソリューションをご提供します。
信頼できる One-Stop Support
DynaxTでは、開発・検証・管理までの3ステップを、
ワンストップでサポートします。
Step.01
開発
お客様の要求仕様を詳細に分析し、最適な設計を立案、
高品質かつ効率的に制御・組込ソフトウェアを開発します。
Step.02
検証
機能、品質、セキュリティなどの観点から、
開発したソフトウェアの徹底的な検証を行います。
Step.03
管理
開発したソフトウェアの保守・メンテナンスだけでなく、
お客様との密接なコミュニケーションを通じて、柔軟な対応を行い、
長期にわたる製品の信頼性を維持します。
DynaxTで開発した
次世代IoTソリューション
DynaMeasure™は、農業・土木など現場の情報をリアルタイムで測定しローカルサーバーと通信する「DynaMeasureSensor」、ローカルサーバから連携されたクラウドにデータを蓄積・一括管理する「DynaMeasureCloud」、蓄積されたデータの遠隔管理を支える「DynaMeasureBase」、データ整理や必要なアクションを提案する「DynaMeasure with DynaAI」、これら独自の技術で開発した4階層のシステムからなるDynaxTの次世代IoTソリューションです。
DynaMeasureSensor
DynaMeasureSensorラインナップ | |||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
土壌吸水圧計 | 気圧計 | 土壌間隙水圧計(正圧) ※ | |||||||||
水位計 ※ | 雨量計 ※ | 傾斜計 ※ | 地磁気計 ※ | ||||||||
精密距離計 ※ | 温度計(ファン付き) ※ | 湿度計(ファン付き) ※ |
※開発中
DynaMeasureSensorは各種センサーを取り扱っております。特に、土壌水分吸引圧は高性能のワイヤレステンシオメータであり、6ヶ月以上の連続測定が可能です。
DynaMeasureSensor土壌水分吸引圧は、土壌水分の負圧を測定する高性能ワイヤレス・デジタル・テンシオメータです。例えば電池で6ヶ月以上の連続測定などが可能である、生物環境調節分野での利用に効果的です。また、地滑り予知などの分野では、従来は降雨量と地下水位の観測が一般的でしたが、土壌水分負圧は土壌崩壊との相関及び応答性能が高く、設置も容易なため、ワイヤレス・デジタル・テンシオメータがおすすめです。
測定したデータは独自の通信方式で連携されたローカルサーバに蓄積され、リアルタイムでデータを収集・管理します。センサーは省電力で稼働し、単三電池3本で1年間測定可能です。これは、ワイヤレステンシオメータでは世界初の実績です。
DynaMeasureCloud
市街地での解決は容易でも野外のデータを集めたい場合は、信号線や電源の敷設場所が限られるなどの困難を伴いがちです。データ収集・管理をクラウドでも可能にしたい。DynaxTでは、そういった必要性に優れたシステムを構築、お客様のニーズに合わせたデータの収集・管理を実現します。
DynaMeasureCloudはローカルサーバから連携されたデータをクラウドサーバに保存し、過去の測定データの確認や複数の現場から得たデータを一括管理できます。
DynaMeasureBase
工場やビルのメンテナンス、冷暖房管理等で、設備の監視・制御の中枢である現地の制御盤。しかし、異常警報が出ても制御盤のランプが点灯するだけ…実際の操作には制御盤のスイッチを直接ON/OFFする必要があったり、温度や稼働状況の監視も現地に行かないと確認できなかったりと運用に不便・不満を感じていませんか?
DynaMeasureBaseを導入することにより、対象設備の監視と操作をスマートフォンで行うことができます。警報等の異常時には自動的に通知メールが送信されます。温度等の各種計測・稼働状況データはクラウドサーバーに自動的に蓄積、一覧表やグラフ・帳票等により参照することができます。
モバイル対応
事務所拠点からだけでなく、タブレットやスマホ等のモバイル端末からでも、場所を選ばず監視や操作が可能です。また、監視対象の設備にインターネット固定回線が引けない場合でも、モバイルルーターにより対応が可能です。
セキュア
デフォルト構成はVPNベースなので、IoT特有のセキュリティ上の懸念がありません。他にもSSLを利用したサービスや、イントラネットの場合には単なるLANと、セキュリティ要件に合わせた柔軟な構成が可能です。
豊富なユーザーインターフェイス
一覧表示、グラフ、設備マップ、帳票など豊富なユーザーインターフェイスにより、監視・操作を行うことが出来ます。
幅広い設備に対応
有電圧・無電圧のデジタルI/O、4-20mAや測温抵抗体等のアナログI/Oなど、計装設備系で一般的なインターフェイスに対応しているため、工場などの計装設備・ビル監視等の幅広い分野への適用が可能です。
高い信頼性
制御盤内のPLCが設備側とのI/Oを行います。PLCならではの高い信頼性と可用性が確保され、複雑な制御ロジックなどのカスタム要件へ対応可能です。
インテリジェント
制御盤にはLinux PCも搭載、お客様の設定による月単位・週単位の複雑なスケジュールに従って自動的に監視や制御を行います。万一インターネット通信が途絶しても、制御盤単独で数か月のスパンの自動運転・データ蓄積が可能です。
※ 遠隔監視システムの構築費用は別途お見積になります。また、クラウドサーバー・VPNはお客様にご契約いただきます。 現地に導入する遠隔監視盤は、対象設備に合わせてカスタマイズのため都度お見積になります。
DynaMeasure with DynaAI
DynaMeasure with DynaAIは収集されたデータの整理や必要なアクションの提案など最先端の技術で業務をお手伝いします。具体的には以下のような特徴があります:
このようにDynaMeasure with DynaAIは、データ分析の高度化やイノベーション創出に貢献する重要な技術といえます。ビジネス、科学、教育など、様々な分野での活用が期待されています。詳しくは生成AIの資料をご参照ください。
野菜の露地栽培で
土壌の吸水圧を測る例
植物の生育にとっては、土壌の水分率(体積含水率)よりも、水を吸うのに必要な圧力が重要で、土壌の水分が多いと弱まり乾けば強まります。
その吸水圧(マトリックポテンシャルまたはpF値で表す)をセンサーで測り、デジタルデータとして集信箇所へワイヤレスで送ります。
それにより、最適な潅水の制御や遠隔地でのデータ管理などを可能にするだけでなく、測定箇所ごとの変化を記録し収集することも可能です。